きび団子と浦島太郎の話

ジャンプ今週号掲載の第百七十四訓より。本誌感想でもちょっと触れたとおり、“きび団子”について気になったのでちょっと検索してみました。浦島太郎はおまけです。



まずは「きび団子」について、ウィキペディアより引用。

吉備団子(きびだんご。原料が「黍」(きび)だから黍団子とも)とは、岡山県の土産として有名な餅菓子の一種である。
黍の粉と餅米の粉を混ぜて求肥を作り、これを整形して小さく平な円形に仕上げている。最近の製品は黍の割合がかなり低く、使用していない商品もある。また整形もオートメーション化されていることが多い。

(私もお土産にきび団子を貰った事がありますが、甘さがキツめでいかにもお土産な味でした。いつかお土産じゃないのを食べたい。)


さて、きび団子について知ったところで本題に入りましょう。
昔話「桃太郎」における“きび団子”とは何なのか?

きび団子は「経済基盤」「人材基盤」の象徴なのだそうです。
きび団子を貰えるという事は、犬・猿・雉らは当面 食うに困らなくなるという事。さらに、お供をすれば居場所(住みか)の心配も無くなる事になります。
彼らに限らず、我々にとっても食糧や住処の問題は切実。それが保障される訳だから、生活そのものである“きび団子”のために命を懸けられるというのも頷けます。
桃太郎は彼らに経済面(衣食住)の保証をする事でやる気を出させ、それぞれに能力発揮(鬼退治)の機会を与え、社会のために活躍させたのです。
(唱歌の「お腰につけたきび団子」という歌詞がある通り、おばあさんがくれたきび団子の量なんて微々たるものでは?という疑問も浮かびますが、こんなの”象徴”の話だし気にする必要は無いのかな。)

つまりきび団子のエピソードは、雇用の基本を表しているということ?

ふんふんなるほど。


お次は、『浦島太郎』と竜宮城のはなし。
『浦島太郎』は説明するまでもなく有名な昔話ですね。一般に知られているストーリーは『御伽草子』にいくらかの改変を加えたものですが、浦島太郎のことを書いた物語はいくつかあるそうです。その内のひとつ、御伽草子の時代よりさかのぼった『日本書紀』にも、浦島(正確には瑞江浦島子)が登場するそうな。

御伽草子の原典では、「優しい浦島太郎は子供らにいじめられている亀を助け・・・」ではなく「釣り上げた亀を逃がした」となっています。日本書紀の浦島子もそこは一緒ですが、釣り上げたのは海亀ではなくスッポンだったそうです。スッポン・・・・!?


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竜宮城については、「琉球の事である」とか「異星の事である(つまり亀がUFOで乙姫が宇宙人)」など解釈は色々あるそうです。なるほど、琉球王国の鮮やかな民族衣装や建築物、美しい海や魚は、楽園のイメージにかなり近いかもしれません。しかし銀魂の世界観からすれば、ここはぜひとも異星説を推したい。亀梨さんも実は天人なんじゃ?


参考ページ:「桃太郎と鬼の研究」ご案内「知的好奇心探求倶楽部」
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by shougetu16 | 2007-07-26 11:02 | 幻妖趣味(~怪~)

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