第百九十二訓  いつも心に一本のドライバー

簡易感想、のつもりがどこが簡易感想?な長さになりました。いや簡易というのは記事の作成にかかった時間がとても短いという事と思ってくれればいいです。(今までの無駄に時間かけて作ってたテキストは何なんだろ。)




●総評
最後であっさりゲーマー星人が出てきたのは性急すぎるし、キャトルミューティレーション事件が解決したのかどうかわからないし、ケリの付け方も実に下品でオチも放っぽりすぎだったけど、中々に深いテーマを取っ付きやすく何とかして描いた良訓だと思いました。ドライバーとか言ってるからくだらなく見えますけど、キャラ達の選択は偽りの自分症候群とか自己形成期の葛藤とか自分探しとか、思い付かないけどその他色々の人生における問題にも置き換えられますよね。それらを重苦しく見せないセンスに痺れる。第十六訓の長谷川さんのタクシー話と似た後味がしました。銀魂って社会派マンガだ。

●いつの間にかモンハンが終わっている
キャラ達といきなり現実に引き戻されてしまう私(読者)たち。この虚無感は何だろう・・・。もうちょっとモンハンやっていて欲しかった気もしますが。作中で「もう4週」と繰返しているけど、話を長引かせるのに気が引けているのかしら。そういえば、前三回までのネットゲームの再現度とかはどれくらいのものだったのでしょうか。ネトゲ未経験者にも理解し易いようにかなり薄めてくれてると思いますが。

●オフ会に桂
真選組を交えてのモンハンドライバーパーティーオフ会に顔を出しあっさり捕まる桂。そしてあっさり脱獄した桂。「ヅラもやるアルナ」っていうか、これ近藤さんが手引きしたんじゃないかなと想像してみます。今回ばかりは仲間だったんじゃないでしょうか。というか近藤さんのザ・フライ的な別件はどうやって解決するんだろ。

●新たなドライバーライフ
万事屋はトラックのドライバー(運ちゃん)、土方は工務店でドライバー(ねじ回し)、沖田はゴルフでドライバー(ゴルフクラブ)、近藤は螺旋星のプラスネジな姫のドライバー(お見合い)、とそれぞれドライバーとしての道を歩むキャラ達。この「生活は充実しているけど何か足りない」感が秀逸。「万事屋の頃より収入が増えた」というモノローグも余計に寂しい。

●ラーメンを食べる新八の右手人差し指がドライバーじゃなくなっている件
すんごいナチュラルに食ってます。細かいけどコミックスでは直されるでしょうか。ゲーマー星人をはっ倒して押さえつけている場面では、指のドライバーを相手の顔に突きつけています。

●さっちゃんがイイ女な件
ドライバーとして生きる道を歩み始めた銀さん達は「現実を受け入れている」と言えば前向きだけど、それは諦めとも言える。死などの抵抗不可な運命ならばともかく、ドライバーにされるなど理不尽以外の何ものでもない。理不尽には抗って自分の運命を切り開き現実を掴むべき。銀さんを力強く諭す様子に感じ入りました。かっこいい。・・・あと、さっちゃんも改造されてたのね。箇所についてはあえて言及しませんが・・・ゲーマー星人はさっちゃんの裸体を拝んだというのですか。

●俺のボックスドライバー!
ここで活用するのか!という軽い感動と同じくらいにこの絵はアウトでしょ!という動揺が。いやでも、シリーズ一回目で「何に使うんだよ」と悪態を吐かれていたこのドライバーにこんな使い道が用意されているとは。これに関してはやっつけ展開じゃないと思うんだけど。

●オチ要員長谷川さん
闇の帝王マスカーク本当にいました。

●巻末コメント
「C(カプコン)の方からお手紙が。告訴されるかと思ったら、励ましのお便りでした。泣いた。」
空知センセイが思っていた以上に冒険者過ぎて心配になりました。


※ジャンプの裏表紙の裏
銀魂の公認コスプレ衣装が・・・。ついにここに載ったか。

※単行本最新二十一巻
ゲトしました。明日感想アップします。今回は加筆修正箇所少なそうです。

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by shougetu16 | 2007-12-04 18:01 | 銀魂感想(本誌)

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