アニメ第87話「私と仕事どっちが大事なのとかいう女にはジャーマンスープレックス」

ミツバ編後編。2007年最後のアニメ感想です。
いつもより長くなったかも。(微妙に加筆しました)




(アニメ感想)

●本編
ミツバ姉さん、逝ってしまいました。このラストが嫌だから「良い話」だなんて決して思わないのですけど、これは雰囲気に呑まれる。話の構成やキャラの配置が巧みで魅せられます。声優陣の演技も毎度の事ながらとても良かったです。鈴村さん(沖田)の普段のあえて抑えた演技からこの感情むき出し演技になるのはかなり効きますね。作画の演出も非常に丁寧、かつオリジナル場面(武州に居た頃のみんな)の挿入も親切で満足な出来。

ミツバ姉さんの喀血にしろ土方の殺陣にしろ、この時間帯であの出血大サービスはかなり思い切ってますね。ちびっ子がショックで眠れなくならないか無駄に心配です。作画監督はよく長編のトリを担当されている佐藤陽子氏でした。ミツバ姉さんの壊れものの様な繊細な美しさは流石でしたが、男性陣まで線が細くなってしまうのが唯一の難点?

・沖田の迷い
前回沖田が土方に負けてしまった理由は、近藤さんが言うところの「迷い」。姉と近藤の関心を自分からさらった土方に嫉妬し憎む一方で、悪友として慕ってもいるし、本音では姉と一緒になって欲しいとも思っていた。それが癪だから、憎む事で隠そうとする。そうした想いが交錯して歪んで「迷い」となり、剣が鈍った結果負けてしまった。なんとまぁ、青臭いじゃありませんか。(ミツバ編は沖田の人間味を堪能するエピソードでもあります。)沖田がここから前へ進むために必要だったのは認めることだったのかなと思います。色々あるけど一番は、なんだかんだで土方を慕っている自分を認めること。それを、近藤さんに諭されることで気付き、銀さんに心情を吐露することで確認していくと。ここの描写が一番の見所です。なんて厚い漢たちの絆。何より近藤さんの魅力炸裂ですよ。かっこいい。

・土方の懸念
土方が1人で行動を起したのは、真選組内での沖田の立場を思ってのこと。近藤さんはうちから総悟を追い出そうとする奴なんている訳ない(大体そうでしたよね?)と言っていますけど、どういう奴が入り込んでるかわかりませんからね・・・。だからあんな大事件が

・私の懸念
前回の感想に「懸念」と書いたんですけど、それはこの重い話で年を締めることについて。レギュラーキャラの一番大切な人が死んだという、そんな暗い気持ちで年を越したくなかったんですよ。DVDでも10巻の最初に収録されるので、始めに来るエピソードがこんな重くていいのかと思ったんです。あくまで個人的な意見。


●ED
ここは絶対いつもと変えてくるだろうなと思っていたところ。今までシリーズラストのエンディングはシリーズの編集映像が流されていましたが、今回は黒い背景に紅葉が散っているのみの非常にシンプルな画面。や、普通に思い出のシーンを振り返るとかよりも情感たっぷりで余韻がありました。綺麗だったし、いつもと違う歌詞も耳に残った。「SIGNAL」はこれで最後ですね。


●次回予告
次回は合コンですか・・・振り幅広すぎと言いますかフットワーク軽すぎと言いますか。原作では今回のエピソードの次がマユゾンだったんですよね。アニメでも目を剥くばかりの切り替え早さです銀魂。・・・ああそうか、今回のエピを年末に持ってきたのは次回まで1週間空けて余韻を残すための配慮だったのか。(野球中継で1回延びた影響はどれ程あったのかな?)
[PR]

by shougetu16 | 2007-12-27 23:25 | 銀魂活画(アニメ)

<< 二〇〇七年 銀魂関連ニュース・... 第百九十五訓  時には昔の話を... >>