アニメ第104話「大切なものは見えにくい」

真選組動乱編第4回。

マジヤベェ。

※5/2 加筆修正ドカドカ入れました。誤字脱字多過ぎ。





(アニメ感想)

■本編
土方の復活を機に、土方と伊東、銀時と万斉、それぞれの戦いへ突入。
しかし鬼兵隊の罠により列車は爆発、伊東は左腕を失ったうえ近藤らを庇い蜂の巣に。

とても辛かったです。
伊東先生に感情移入し過ぎてしまって。

マンガやアニメを観ていて、今までこんなに胸が苦しかった事は無かった。
銀魂でだって涙腺刺激された事なんてただの1度も無かった。
でも伊東先生は何か違う。
何かが自分と近い。
だからその独白にすごく引き付けられた。

今日はついに2次元メディアで泣かされるのかなぁ・・・


と覚悟してたんですが結局涙目にもならなかった私の涙腺頑固者。思ったより平常心で見てました。声が付くと一段と違うだろうと思っていたし真殿さん千葉さんらの演技もすごく良かったのに、結末を分かっているというだけでこうも感じないものなのか。(やっとまともに喋った万斉の声がいちいちエロいんでそれでテンション上がってたせいかもしれないけど。)しかし分かっていても、伊東先生の蜂の巣はショッキングでした。夕方6時にどエライ事に・・・!久々登場の高杉は大物の風格が漂ってた。

ちょこちょこ挿入されていたギャグは思い切ってばっさりカットされてた。唯一残されていたのは近藤さんが土方の上に乗って話してるシーンだけ、中には好きなギャグもありましたが物語がいよいよ佳境に突入している事を考えればまぁ納得。尺の問題もあるし、カットするとすればそりゃギャグシーンでしょうな。万斉がバイクでパトカーに突っ込むシーンも原作ではギャグにしか見えなかったのがちゃんと緊迫したシーンになってたし。「何故おぬしが真選組にいるでござるかバカ」が聞けなかったのは残念だけど・・・。かわいくて大好きだったんだけどな。


原作対応話&当時の感想↓
第百六十四訓 「線路で遊んじゃいけません」
第百六十五訓 「策士 策に溺れる」
第百六十六訓 「大切なものは見えにくい」


アニメはバトルシーンがとにかく格好良い!よく動くのは勿論、紅桜編では引いたアングル中心だったのが今回は視点もグルグル動いて激しい。銀さんが万斉のバイク大破させると両者吹っ飛んだりしてなんか激しい。マジヤベェっス。スピード感重視の作画でしたね。三味線の弦がキリキリ張り詰めたりピンッと切れる音なんかも良かったなぁ。

2人の対決は銀さんがかなり圧してたんですね。万斉は防戦一方。鬼兵隊の他の雑魚がひと薙ぎで吹っ飛ばされてるのを見ると万斉の喰い付きっぷりは相当なモンなんでしょうけど。戦闘スタイルは銀さんがとにかく力押しなのに対し、万斉はヒョイヒョイ動き回って翻弄するタイプっぽい。あの動きの軽やかさは尋常じゃないですよ軽業師なんてもんじゃない、まるで妖精のようだ・・・!見惚れた///

「太刀筋が・・・リズムが見えない!」。このアニメオリジナル台詞、なんか良いなと思いました。どこかの流派に属する剣ならばその太刀筋に特有のリズムのようなものがあって、経験で何となく筋が読めるものなのかもしれない。けど銀さんは我流だからそれが出来ない。(←「野良犬剣法」ならぬ「酔っ払いの鼻歌剣法」ですね。)しかし万斉のモデルの河上彦斎も我流剣法(※1)の使い手だったそうなので、万斉も我流だと良いなと思ってます。だってあの動きはナイよ。

※1…「不知火流」と云うらしい。名前カッコ良くね?



すごいよ!! 万斉さん
銀さんの人間離れした怪力の下にぶっちぎられた鉄の強度を誇る弦ですが、アレ力学的に“引っ張る力”と“反対方向に引っ張る力”が同じくらいでないとああして切れたりしないんじゃないだろうか。つまり、万斉も銀さんに匹敵する力をもって踏ん張っていた事になるのですね。

たとえば、貴方はそこにある座布団を引き寄せようとして、座布団に手を伸ばしたとしましょう。しかし座布団の向こう端を、どこから来たのかビベィがしっかりと掴んでいる。そのまま座布団を引っぱればベビィは当然引きずられます。もしくは貴方の引っ張る力に対抗できず、ベビィの手から座布団は抜け落ちます。これを銀さんvs万斉に置き換えて見ましょう。銀さんの怪力は貴方ごときの比ではなく、それを根拠に“天人説”などが囁かれるほどの尋常ならざるものです。ただの人の力など、銀さんの前ではベビィに過ぎない事は周知の事実。ところがそんな強い力で引っ張られても 、万斉は三味線を離しません。物凄い握力です。さらに引きずられもしません。凄まじい足腰です。そうです万斉も銀さん並みの超人的存在だったのです。・・・というより弦が意外と脆かったってだけかもしれないですけどね。というか銀さんが羨ましい。私も万斉さんの弦に絡み付かれたい…いやむしろ万斉と絡m(ry

補足記事あり

あと汚いパロディ漫画なんか描いちゃいました。ギャグ注意⇒



伊東と鬼兵隊の間
伊東の計略すらも実は鬼兵隊による罠の内だった訳ですが(万斉が今まで返事すらもしなかったのは、やはり伊東を認めていないという意思表示だったのかな)、その前に伊東先生は鬼兵隊とどういう密約を交わしていたのか?というのを考えてみる。ヒントになりそうなのは伊東先生のセリフですね。以下は単行本19巻(アニメでは102話)の伊東先生のセリフより引用です。

>幾ら剣をふるったところで犯罪テロは殲滅できやしない
>もっといえば攘夷浪士がいなければ僕等警察も必要なくなってしまう事を忘れてはいけない
>僕等はもっと互いにうまくつき合っていけるはずなんだ
>双方の利潤を満たし 均衡を保つためのパートナーとして


これだと…真選組(伊東)は取り締まりを緩めて浪士(鬼兵隊隊士)を見逃す、鬼兵隊は活動(テロ)現場に真選組が出てきたら退散するか何かして真選組が場を収めたように見せかけて手柄を上げさせる…みたいに聞こえるんですけど、なんか変です。ヌルいですよね。しかもこれでは鬼兵隊側に利が無い。これじゃあ何かいい加減過ぎるのでもっと深読みしてみようと思います。

では、伊東を仲間にする事で鬼兵隊が得られる利とは何でしょうか。うーむ・・・銀さんが言った様に間者になる事(幕府の機密情報を提供する事)くらいしか思い付けないや。真選組は幕府直属の警察で要人警護も主な仕事の筈だから、その情報網は暗殺・テロ等に大いに活かせると思います。さらに伊東を密偵として完全に抱き込んで、幕府を内側から崩す手段にもなり得る。何より真選組は武装組織ですからね。幕府瓦解後は新政府で官僚をとかいう約束でも付ければ伊東の利にもなる。伊東は切れ者(設定)ですし、そんな事も可能だったかもしれません。

ところが、鬼兵隊は伊東を切り捨てた。何故なら伊東は佐幕派でなければ倒幕派でもなかったから、じゃないかな思います。彼はそんな思想の事よりも、世の中に自分の名を知らしめる事しか考えていなかった。伊東は自分の器を認めない世に対して不満を抱いていて、鬼兵隊に関わってきたのも自身の更なる躍進を望んだからに過ぎない。だからもし鬼兵隊の仲間となっても、処遇が気に入らなければまた真選組と同じように裏切る可能性がある。よって鬼兵隊はそんな伊東を同志と認めなかったのだろうとか思いました。作文。


でもとにかく言いたい。伊東先生、貴方のこと大好ですからね!!
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by shougetu16 | 2008-05-01 21:09 | 銀魂活画(アニメ)

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