完っ璧だ!~愛と狂気の厳禁シリーズ~スペシャル

■十月四日 「救出厳禁」の段(再放送)
出城に隠された密書を取ってくるという実践テスト中の六年生・立花仙蔵。小高い丘から出城の様子を窺っていると、突然一年は組のしんべヱと喜三太から声をかけられた。夜間ランニング中に道に迷ったのだという。しかしテスト中の仙蔵は二人を置いて早々にその場を去りテストを開始。上手く忍び込み密書の元まで辿り着くが、侵入がばれたらしく出城内が俄かに騒がしくなる。隠れて聞き耳を立てていると、忍者姿の子供二人を捕らえたという話し声が聞こえた。(あらすじ)

六年生の優秀な忍たま・立花仙蔵が一年は組のしんべヱ&喜三太と運命か神様の悪戯としか思えない腐れ縁で引き合わされる事により数々の災難に見舞われ、最終的に仙蔵の堪忍袋と焙烙火矢が大爆発する通称「厳禁シリーズ」のひとつ。好きな話人気投票の第二位。本当は夏休み頃に再放送される予定だったのが野球で潰れてしまったため特別に再放送。

作画がすごく良いです。アニメの総作画監督が作監・原画担当だったのね。キャラが元気よくぴょこぴょこ動くし表情も丁寧。特に仙蔵のサラサラストレートヘア描写に気合が見られました。木から地面に降り立てばふわりと広がって、天井からぶら下がればゆらゆら揺れて、走ればしなやかになびく。ただサラサラなだけじゃなく、しっとりとした質感まで伝わってくるような見目麗しさ。ああなんという憧れの髪質…。何よりこの回の仙蔵は忍者してて格好良かったです。出城に忍び込んでからの一連のあの動きは紛う事なき忍者だよ…!(所々顔がけまけましくなってたよね。)箱を開けて「(密書が)無い!?」と思ったら蓋の裏に付いてたとか、何気なくフェイント入るところが好きです。あと関係無いんだけど密書の部屋にあった「笑止千万」という変な掛け軸が気になる。なぜ「笑止千万」なんだ。

「あの人たち、先輩をバカにしたんです!」「悔しくて悔しくて…」と項垂れるしんべヱ・喜三太に思わずときめいてしまう仙蔵。どこまでも先輩大好きな二人にこっちまで癒されました。そのいじらしさに相好を崩し、「分かればいい」と許す仙蔵。なんという美しき先輩後輩愛…!せんぱい!」「お前達…!とキラキラしてるところへ「アンタらさっきから何してんの?」とツッコミが入るところは何度見ても笑います。バカだけど可愛いよ三人とも。ついに和解する事ができたかと思いきや、やっぱり最後は大爆発。

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厳禁と言ったらこのラスト。喜三太かわいいよ喜三太。しんべヱの頭のバランスが何気に難しいんで、アニメの絵を見ながら描いたらすごくアニメっぽい絵になりました。いつもはアニメ絵と原作絵と自分絵が入り混じった微妙な絵柄なんですけど。何か爆発してる絵って楽しいなぁ~♪

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「救出厳禁」再放送を祝し、「愛と狂気の厳禁スペシャル」と題しまして、過去の厳禁シリーズの感想を一気に書いてしまおうと思います。微妙に長いです。一つ一つの感想はできるだけ短くまとめる様にした。

■「しめりけ厳禁」の段
全てはここから始まった。厳禁シリーズの栄えある第一回目。未だしんべヱ&喜三太の恐ろしさを知らない仙蔵が初々しく懐かしい。池に鼻水にナメクジ、世の中には色んなしめりけがあるんですね…。厳禁って実はアニメオリジナルなんだそうですが予備がある。はやはり名言。そういえばこの段も六年生の実践テストのエピソードでしたね。冒頭の小平太に惚れた。乱太郎ときり丸を脇に抱えて高笑いしながら猛ダッシュ、妨害役の六年生の縄に足を取られてもものともせずそのまま爆走して力技で振り切ってしまう豪快さ。小平太は見ていて本当に気持ち良いキャラだなぁ。大好き!

■「火気厳禁」の段
ナメクジの粘液に日光が反射して荷物に着火ってどんなレベルの不運ですか。厳禁シリーズの仙蔵の不運ぶりは伊作にも全く引けをとらないと思います。仙蔵は変装も達者なのね。あれを見破れなんて一年生にはレベル高すぎるんじゃないだろうか。仙蔵にとっても「一年生に見付からないように街に溶け込む」という課題だったんでしょうね。結局はしんべヱ&喜三太コンビの嫌がらせ活躍により仙蔵の方からボロ。キャスト見られなかったんですけど、変装中のあのおっさん声も保志さんが出してたのかな。

■「同行厳禁」の段
仙子の美しさに嫉妬。キラキラしとる…!女装まで完っ璧すぎるよ先輩!どこへ逃げてもあの二人が居るだなんてもう運命じゃないですかコレ。なんという残酷な腐れ縁。女性の一人旅は危ないからお供します、だなんてしんべヱも喜三太も子供ながら立派な紳士じゃないか。二人とも非常に良い子なんですよ。ただ空気読むスキルが皆無なだけ。最後 焙烙火矢が爆発して焦げた仙子の髪の乱れ具合とか伏せた顔なんかがちょっと色っぽいと思った。

■「身代わり厳禁」の段
文次郎と小平太は仙蔵に恨みでもあるのだろうか。代役なら他の六年か、それが駄目なら五年に頼むという手もあろうに、一年生の、しかもよりによってしんべヱと喜三太に頼むだなんて嫌がらせ以外のなにものでもないよ!「ギンギーン」とか「いけいけどんどんどーん」とか文次郎と小平太の口癖を真似して、思い思いに先輩になりきるしんべヱと喜三太が可愛い。仙蔵のアクションは特別動いていたという程ではないけど見せ方が格好良かった。仙蔵強いな…!

■「先回り厳禁」の段
とりあえず、ここまで何も無かった…。私を除いてとか切ない…。しんべヱと喜三太の進路に先回りして護衛する役目だから直接的に二人には絡んでいなかったのに、いつにも増して悲惨な目に遭っているのは何故なんだ。「お前達は来るな!」も傍から聞けば「俺の事はいいから行け お前は生きろ」みたいな自己犠牲的精神の香る二枚目台詞なんですけども、仙蔵の心境は「ああ勘弁してくれお前達が来ると余計ややこしくなるんだ頼むからホントこっち来ないでくれ三百円上げるから!」というくらいの切実さであったろうと察します。仙蔵の立ち回りは見応えあったなー。アクションが格好良いだけじゃなくサラサラストレートの動きも丁寧に描かれていたと思う。厳禁シリーズは良作画回が多いですね。

■「修行厳禁」の段
ふんどし一丁+アフロだなんて随分と突き抜けたサービスの仕方ですね先輩!私はナメクジ平気で、家の中に侵入してきたのを素手でつまんで投げたりとか普通にできるんですけど、顔を這い回られるのは…さすがに…キツイ…!厳禁は何気にグロシーンも多いですね。しんべヱと喜三太、本当に先輩想いだなぁ。いつもその全てが裏目に出てしまうのが悲しいくらい。最後の焙烙火矢の暴発は今回に限って仙蔵が原因じゃないかな?

■「おとり厳禁」の段
しんべヱも喜三太も良い子なんだよ!ただ空気を読むスキルか皆無なんだよ!せっかく仙蔵が人攫い達を上手く惑わせてたのに台無しにしちゃうしね!「お前達は何もせんでいい」って言われてたのに口出しちゃうしね!どんなにイライラしても、一年生の二人に辛辣な言葉を吐きつけたり、殴ったりしない仙蔵は大層立派だと思います。今の世の大人も見習うべき。まぁ焙烙火矢は投げつけてますけどね。お姫様の格好したしんべヱと喜三太がかわいい。

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おまけ。「しめりけ厳禁」より。背景が粗末なのはご勘弁。(手が回らなかった。)六年生と一年生の体格差もイイですねぇ。「しっかり掴まってろよ!」と言われても縛られたままじゃどこにも掴まりようがないですよ先輩。でもそんなの一切気にしないのが小平太クオリティ。
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by shougetu16 | 2008-10-05 19:54 | 忍たま・落乱

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