アニメ魍魎の匣 第五話「千里眼の事」

「この世にはね、不思議なことなど何ひとつ無いのだよ。関口君。」

満を持して京極堂、榎木津探偵登場。京極堂のこの名ゼリフで切る演出が心憎い。

Aパート全てを使ってまで、福来博士の千里眼実験をあんなに丁寧に紹介するとは思わなかった。
ここで重要になるのはその実験方法とメディアの恐ろしさという事だろうと思っていたんですけど、
この回では「千里眼」が一つのキーワードになっていた模様。
榎木津の幻視、京極堂の八卦見よろしくな鳥口への指摘、更に御筥様の霊能の事。
なるほど全て「千里眼」を連想させる”視る”能力です。この繋げ方はなかなか巧みだと思った。

【ウィキペディア】福来友吉 御船千鶴子も長尾郁子も実在した人物
【ウィキペディア】千里眼事件 この事件もまた実際にあった事件です

京極堂、関口先生、木場修、鳥口君、青木君ら殆どのキャラクターが美化されておるのですが、
榎さんだけは公式で美形設定なだけあってさすが下々の者どもとは一線を画している。
魍魎の頃は随分大人しい印象だったんだよなぁ。ここではまだあの破壊的な変人ぶりは想像できない。
ところがですよ。待ちに待った榎さん登場よりも「!?」となって気になって仕様が無かったのが
和寅が少年だとォォォォ!って事です。びっくりした・・・!
榎さんにゴキブリ男呼ばわりまでされる書生風の俗っぽい男がショタっ子に変身しているとは…!
まさか榎さんあの少年をゴキブリ男とか呼んだりはしてないよね?
探偵補佐役といったら少年、という小林少年的なポジションへ変換されたのだろうか。
それだったらそれで、ゴキブリ男にはできない事件への新しい絡み方ができて面白いかもしれない…。
しかし、あの二人でちゃんと生活できているのか甚だ疑問です。和寅が案外家事万能だったりして?
この和寅のキャラクターデザインが今のところ最も大きな原作改変、でしょうね。
あと、千鶴さん(京極堂の細君)がすごい可愛かった。なんという萌え人妻。

アバンは関口先生の小説『目眩』から。
『魍魎』に記されていた『目眩』のあらすじ、よりも『姑獲鳥の夏』を強く想起させる内容で、
これやっぱり姑獲鳥もいつかアニメ化されるんじゃないか?と淡い期待を抱いてしまいまする。
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by shougetu16 | 2008-11-05 13:53 | 私的瑣談(雑記)

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