アニメ魍魎の匣 第九話「娘人形の事」

「関君、君は相変わらず鈍感だねぇ。まるで亀のようだ」
「何なんだその返事は!僕はそんな事は訊いていない」
「この亀!はっはっはっはっ!」


暴走運転に不法侵入、支離滅裂で破天荒でマイペース。榎さんが本領発揮してきました。
そしてやっぱり関口先生がかわいい。

事件はいよいよ佳境に入ります。
関口&榎木津が喫茶店で謎の男と遭遇、謎の男=久保竣公という図式が確定、
そして捜索の甲斐なく頼子の両腕発見という最悪の事態に。
前回の榎さん・関口先生が楠本家を訪ねる場面が、関口先生視点で再現されてるのが面白かった。
精一杯に振舞っているのに、報われないのが不憫だなぁ…。しかも信用されたのが隣の変人ですよ。
不憫といえば、頼子。バラバラにされた事よりも、
福本巡査の「頼子ちゃん、嫌われていたんだ。」この一言が、なんだか悲しかった。
(原作では更に女生徒達から私生児差別的な発言が出てきて、それがまた悔しかった。)

ところで、榎さんの”見る”能力についてアニメでは説明らしい説明が殆ど無く
本当にその様な力があるのか、実は事前調査でもしていたのか、判断が着きかねる部分があります。
説明が無いという事は、アニメスタッフ方は能力の有無などはどうでも良い
と、考えているという意味に捉えて良いのかな?
つまりこの”見る”能力が真相解明の決定打になる事は無いという事です。
(実際そうですし、もしかしたら今後少し説明が入るかもしれないけど。)
でも榎さん本人もこの能力を標榜してはいないし、恃んでもいないし、それでも良いのかもしれません。
ただぽんと言い当てるだけだから、相手は混乱するんですねぇ。それが榎さんの榎さんたる所だ。

一応説明しておくと、榎さんの能力は相手の視覚記憶が見えることです。
相手の見たものがその人の視点で、その人の頭上に再現映像のように見える…んだったと思う。
相手の思考が読める訳でも未来予知ができる訳でもない。また本人の意思とも関係無いようです。
例えば。関口センセイが朝食に豆腐の味噌汁を食べたとする。
すると「お前は豆腐の味噌汁を食ったな」とか「少しこぼしたな」とか、そういう事が分かる。それだけ。
朝食か昼食か夕食なのかは分からないのだと思う。ただ見えたものが見えるだけだからです。
それでも周囲の状況から判断できる事はあるんでしょうね。片手に朝刊を持っていたら朝かなとか。
と、そういう性質のものであるから「体質」と言い換えても良いのだと思います。
とにかく見えたものが何であろうと、榎さん本人にとっては大抵どうでも良いらしいですね。


アニメ九話でこの体質が発揮されたと思われるのが
加菜子を知っているだろうと久保に話しかけるシーン、それと「あれはニキビかなぁ」と呟くシーン。
(その見えたものが何を意味するかは、榎さんには分からない。考えようとしなければそれまで。)

それと、今更ですが中禅寺・関口・榎木津・木場・青木の関係を説明しておきます。
・中禅寺・関口は高校の同級生で、榎木津はそのひとつ上の先輩。
・榎木津と木場は幼馴染み。
・関口と木場は軍隊時代の上司・部下。(関口が隊長で木場が軍曹)
・中禅寺・関口・榎木津は以前に起きた別の事件で青木刑事と知り合いになった。
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by shougetu16 | 2008-12-03 14:39 | 私的瑣談(雑記)

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